「お香について」
あみ2022年度 大田東組寺族婦人研修会 第2回研修会 6月18日(土) 池田町 浄善寺にて
講師 浄善寺住職 西原 由規 師
紀元前頃から始まったとされるお香の歴史。仏教伝来と共にお香の文化が天来した日本。最も古いとされているのは『日本書紀』に記載されている西暦595年に淡路島に漂着した沈水香木が献上されたものであることも教えていただきました。
本願寺派における常香、焼香、塗香の違いについても解説がありました。本山では常香盤で抹香を蛇行させながら焚き、香気を絶やさないことにならい、真宗では線香を立てないのだということも教えていただきました。
浄善寺では、御尊前に写真にあるように蛇行するようにな形で抹香が焚かれ、お香の香りが絶えず漂うように、阿弥陀さまを香りを持って感じることができるよう、お給仕されているということでした。
次に、実際にお香を焚いて、5種類のお香の香りの違いを比べてみる体験もさせていただきました。沈香の中でも最上級の『伽羅』の価格にも驚きました。
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