oodahigashisoのブログ

島根県大田市内浄土真宗本願寺派の3つの組(そ)【大田、石東、三瓶】42のお寺が合併して、「大田東組」が誕生しました。

大田東組 仏教婦人会連盟 研修会の開催

 10月12日(土)、あすてらす3F 研修室6において「大田東組 仏教婦人会連盟 研修会」が開催されました。会員の減少により、従来はあすてらす大ホールで行っていた研修会を収容人員が最大72名の研修室6に会場を変更して開催し、会員と準会員、賛助会員を含めて54名の参加がありました。

大田東組 仏教婦人会連盟 新会長 小谷直子 様のご挨拶

 会長になられてから、ご聴聞や研修の機会が必然的に増え、門信徒が集う場に参加することのかけがえのない経験ができる喜びを感じているという、ご自身のお味わいをお伝えしていただき、ご法縁に合うことの大切さを語ってくださいました。


大田東組 組長 岩根 了達 師 から 激励のご挨拶

 コロナがまん延して以降、ご聴聞の場が減少したままになりつつある昨今、仏教女性の研修会が門信徒や寺族の女性が一同に会して、研修する機会となり、交流と連携を深める場となる有意義な聴聞の機会となっていると激励していただきました。

 来る令和7年度7月6日(日)に西楽寺にて開催予定の「仏教女性のつどい」には、岩根了達 組長をご講師にお迎えして、ご法話をしていただく予定です。近づきましたら再度ご案内をいたしますので、お近くの大田東組のお寺にお問合せください。


ご講師は 本願寺派布教師 伊川 大慶  師

 三次組 西覚寺 副住職 本願寺派布教師 伊川 大慶  師を講師としてお迎えし、「お慈悲のなかに広がる景色」と題して講演していだだきました。

 大田市であった親族の葬儀において、日本海に沈みゆく夕日と中国山地から昇る朝日に、二つの命の景色を見て、見え方が違ったことから、浄土に生まれる往相回向、先だった人のお導きでである還相回向をイメージされたエピソードから、往相と還相ともに阿弥陀仏によって回向された他力によるものであることを分かりやすくお伝えくださいました。


進行の副会長 清水美智子様より、ご講師に謝辞

 ご講師の伊川大慶 師に、来る令和7年度の研修会のご講師をお願いしたところ、すでにご内諾をいただき、10月11日(土)に同じあすてらす3F研修室6にて、ご法話していただけることが決定しています。近づきましたら、改めてご案内いたしますので、お近くの大田東組のお寺にお問い合わせください。

大田東組 寺院女性「眺峰園 ボランティア活動」で表彰

 2024年10月22日に開催された特別養護老人ホーム「眺峰園」50周年記念式典で大田東組 寺院女性が眺峰園で行ってきた仏具磨きボランティアの活動が表彰され、感謝状が贈呈されました。

 今年度も12月14日(土)に眺峰園の仏具磨きボランティア活動をおこないました。

会員の皆さんで手分けをして1階と2階の仏間の仏具を古タオルなどを使って磨いて、新年を迎える準備を整えました。

 きれいになった仏具で荘厳しました。

 きれいになった仏間で重誓偈をおつとめしました。

大田東組「ハンセン病問題から何を学ぶか」公開学習会

 2月22日(土)に大田東組が主催する 大田東組「ハンセン病問題から何を学ぶか」と題して公開学習会が大田市民センター4F集会室で開催されました。

 弁護士としてハンセン病に対する厳しい偏見や差別から発した「菊地事件」の再審請求に尽力しておられる弁護士 徳田靖之 様の講師紹介が、「実践運動」研修の常任委員である太田明夫様からありました。

 講師の徳田様のお話から、医療刑務所の「特別法廷」で十分な弁護も機会もなく「殺人罪」で死刑判決を受け、第3次再審請求申し立て棄却の翌日に死刑執行されたのが、ハンセン病に対する正しい知識や理解がなく、根拠のない偏見や差別によるものだったということがわかりやすく、リアルに伝わってきました。

 人間は分からないもの、未知のものに対して、無用な不安や恐怖心を抱き、誤った判断をし、差別をしてしまう存在であることを改めて事実から学ぶ機会となりました。

 苦しみ悩んでいる人を、とても見捨てておけない、幸せにしてやりたいという阿弥陀仏の大慈悲に包まれていることを聞かされている浄土真宗の信者は、人の痛みのわかるものになろうと努め、痛みを分かちあいながら生きようと努める道を歩むことが煩悩により難しい存在であることを自覚しつつ、その上であきらめることなく、根拠のない偏見や差別に目を向け、正しい医学や生物学などの科学的な見識に基づいた行動をとることをめざさなくてはならないと痛感しました。

 コロナウイルスがまん延しはじめた当初、医療従事者や発症者に対する心ない対応があちこちで散見されたことも身近な差別事象であったと思い出されます。だれもが幸せになれる社会の実現のため、自分ができることを一つずつ実践することの重要性に気づかされる研修会となりました。

総会にて新体制で大田東組 仏教婦人会連盟が始動

 6月8日(土)に大田東組仏教婦人会連盟の総会が正蔵坊にて開催されました。

 今年度、組長に就任された岩根了達 師からは、【大田東組のスローガン】「つなぎ、つなげる地域とお寺」についてお話をいただき、仏教婦人会連盟においても、「共に語り」「学ぶ」「実践する」ことを踏まえて、つながりが深まる実践してほしいとのお言葉をいただきました。

 事業報告・決算報告までは、長らく大田東組仏教婦人会連盟を支えてこられた大迫五十鈴  会長とする前年度の役員で進められました。

 3年ごとの役員改正にあたり、小谷直子 新会長とする新体制が発足し、事業計画・予算計画が審議され承認されました。会員数の減少により、準会員や賛助会員の支援も得ての運営となっています。

永年の功績により 大迫五十鈴 様 表彰!

 長らく大田東組仏教婦人会連盟の会長としてご活躍された常見寺門徒の大迫五十鈴様が出雲市民会館で開催された「山陰教区仏教婦人会連盟 創立七十周年記念大会」において仏教婦人会総連盟大谷流豆美総裁様より「仏教婦人会総連盟の運営と宗門の護持発展に尽くされました」と表彰されました。

 近年は仏教婦人会総連盟会長に3年間就任され、アメリカ・サンフランシスコにて開催されました「第16回世界仏教婦人会大会」では、閉会式で、次期大会国の日本代表として大会旗を受け取られました。

 退任後も、仏教婦人会連盟の発展を願って支援していただいています。