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島根県大田市内浄土真宗本願寺派の3つの組(そ)【大田、石東、三瓶】42のお寺が合併して、「大田東組」が誕生しました。

令和8年度 大田東組 連続研修(連研)について(ご案内)

真宗おおだ東

 令和8年度の連続研修(連研)の予定は次の通りです。

下記の申込書で大田東組の寺院に申し込んでください。

令和7年度 大田東組 仏教婦人会連盟 研修会

真宗おおだ東

 令和7年10月11日(土)に仏教婦人会連盟の研修会を「あすてらす」3階 第3研修室にて皆済しました。

 講師には、昨年度に続いて広島県 三次組 西覚寺の伊川大慶 先生(本願寺派布教使)をお招きしました。

研修①

 「御同行の出会い」と題して、お話ししていただきました。親鸞は弟子を「友」と言い、同じ念仏道を歩む友、互いに敬いながら喜び合う「御同行」として捉えていたとお伝えくださいました。自坊の常朝事(朝のおつとめ)を365日、朝6時に住職と門徒が共に正信偈をお勤めし、法話をしていると紹介してくださいました。住職と門徒が「御同行」として、念仏を声に出して称える場を持っていることが、平等な関係で念仏道を歩むことにつながっていくことに気づかされました。

研修②

 今年は坊守様も同行され、お寺とは余り縁の無かった方と、音楽を通じたご縁で、共に寺を支える「御同行」になられた「出会い」のエピソードを教えていただきました。


 坊守様のオカリナ演奏、伊川先生の電子ピアノとハーモニカ演奏、歌に加えて、お二人のトークを交えた演奏会で、会場が一体となって盛り上がりました。

 音楽と仏縁で「御同行」となり、ご門徒の方々やご子息と共に、「御同行」として念仏道を歩んでおられることが、温かく伝わってくる研修会となりました。

大田東組 組講座 門信徒・僧侶研修会併修

真宗おおだ東

 令和6年度2月に開催予定だった真宗市民講座が雪の影響で中止となり、令和7年度10月4日(土)~5日(日)に大田商工会議所で開催されました。

講師は真宗大谷派の瓜生 崇 先生

 昨年度は雪で公共交通機関が前日から運行中止となり、来県が困難となった瓜生 崇 先生に再度の講師依頼で実現した講演会でした。

 瓜生先生は、1974年東京都生まれ。電気通信大中退。浄土真宗親鸞会講師、システムエンジニアを経て、2011年から真宗大谷派玄照寺(滋賀県東近江市)住職で、家族は娘さんを含めて自分以外は全部女性だそうです。その家族との交流の様子を交えて、誰にも生じてくる思いを煩悩の例として紹介しながら、分かりやすいお話を展開してくださいました。

【第1講】善導大師の喩え話「二河白道」

[二河白道図]

 二河白道という例え話は中国の唐の時代に善導大師が観無量寿経を元に編み出した例え話。極楽往生願う信心を二河白道図で説きました。

 私の中にある愛欲(水の河)と怒り苦しみ(火の河)の繰り返しが、真実に向かわせるのを拒んでいると善導大師は言う。足下に見えた細い白い道は、真実を求め、真の世界に目覚めていきたいという消え入りそうな心。生命を育む太陽が沈んでいく西に向かって進み、私を超えた何かに出会うために歩む。西に向かうとは本当の世界に出会うために進むこと。

 こっち側の岸でお釈迦様がこの道を西に向かって行きなさい、落ちないからと誘い、道の向こう側にはアミダさまがいて、今ただちに全てを捨てて来なさいと言う。釈迦に会うとは仏道に会うこと、アミダさまは私の全てを分かっていて、今のままでと言うので救われるのか?という疑念が奪い取られ、細く白い道を歩んで行く。すでにこの道あり。わたしが作った道ではない。私が思う前にある道だったら、この道は私を救ってくれるに違いない、私がこの道を求めて救われていくんだと翻される。落ちることを恐れるなと呼びかける阿弥陀仏の声を聞き、白い道を渡り、彼岸の世界に到達し、様々な友達と会うことができたんだと善導大師はこの例え話を終える。

【第2講】二河白道の元になった観無量寿経

 大無量寿経と阿弥陀経は原典があるが、観無量寿経は出典が分からない。石窟寺院が多いシルクロードでつくられたのではないかと言われる。一人用の石窟寺院で心も動きも止めて瞑想し、浄土の世界を見ていく瞑想修行をするところで観無量寿経はできた可能性が高い。お釈迦さまの説く修行は高度に自分の心を止めて集中する瞑想の修行。これは、無量寿を観ることで、全てのものがなくなっている世界で永遠の命の世界を観ることは、我々の認識を超えた世界を観ること。
 善導大師は、私が仏の世界を観るのではなく、永遠なる命のある仏がこの私を観ているお経が観無量寿経だと捉えている。親鸞聖人はその仏が阿弥陀さんだと言う。

【第3講】道綽⇒善導⇒法然⇒親鸞(念仏往生の流れ)

 戦乱の世を生きた善導の師、道綽が安楽集で戦乱の世に合った仏教として念仏往生に着目して説明。

 善導は下品下生の人に唯一残されたのが称名念仏と捉える。善導は九品の人間は全て凡夫で、上品の凡夫はたまたま大乗仏教的な生き方ができた凡夫、中品の凡夫はたまたま戒律を守って道を求めることができた凡夫、下品の凡夫はたまたま悪にあった凡夫だと言う。

 日本で東大寺の永観(えいかん)が往生順位を説き、その直弟子が法然で善導の言葉に出会っていく。親鸞は法然に出会い、念仏の教えがお釈迦様の教えの中で、どんな人たちがつないで、どう深めていったかを教行信証という大部の文章によって明らかにしていった。

※講演の合間には瓜生先生のサイン本も販売

 カルト宗教に入信した人の脱会支援やそのご家族の相談も行っておられる瓜生先生ならではの書籍「統一教会・現役二世信者たちの声 ー壁の向こうの言葉を聴くー」が、講演の合間を縫ってサインしていただき、販売されました。

ハンセン病問題との出会いの声を聴く

真宗おおだ東

 大田東組・中組共催の人権啓発僧侶研修会が9月7日(日)13:30~16:30に大田ふれあい会館2階で開催されました。僧侶だけでなく医療関係者へも参加の呼びかけがありました。


  重誓偈のおつとめ

 開会後、西善寺 岡崎隆徳 様の調声で、重誓偈をおつとめしました。


  大田東組 組長 あいさつ

 大田東組 組長 岩根了達(浄賢寺 住職)様が主催者を代表して、開会にあたりご挨拶なさいました。


  講師・証言者 紹介

 

 大田東組の「実践運動」研修(人権啓発僧侶研修)を担当していただいている大田明夫 様から、講師と証言者の紹介がありました。

 証言者として、ハンセン病関西退所者原告団いちょうの会共同代表 山城清重さん、元 邑久光明園准看学校教育主事・長島愛生園看護部長 岩佐美智子さん、講師として、社会福祉法人恩賜財団済生会支部・大阪府済生会ハンセン病回復者支援センター・コーディネーター 加藤めぐみさんの紹介に合わせ、島根県のハンセン病問題に対する取り組みの経緯や現状についてもお話がありました。


  山城清重さんの証言

 「ハンセン病問題と向き合う中で、今思うこと」

   ~家族との57年ぶりの再会を経て~ 

 山城清重さんの証言は、大阪府済生会ハンセン病回復者支援センター・コーディネーター 加藤めぐみさん進行により、インタビュー形式で進められました。

 島根県から、小学校4年生の秋に父親から突然旅行に行くと言われて、ハンセン病について何も知らず長島愛生園に入所したこと、養子に行ったと言われていた兄が愛生園にいたこと、兄や愛生園に入所している人にハンセン病について教えてもらったこと、愛生園の中で中学校を卒業後園内の青年舎、一般舎で園内で重症者の世話、自治会の色々な部の仕事に携わったことをお話しになりました。

 入所者の先輩が、19歳での社会復帰のきっかけを作ってくれたこと、退所後50年間はハンセン病患者だったことが分かること恐れ、病気になっても病院には行かず、薬局で薬を買って済ませていたこと語られました。

 島根県の小・中学校の合同職員研修会の講師に招かれたことがきっかけで、57年ぶりに小学校の同級生に会ったり、家族に会うことができたこと、そして、自分だけでなくハンセン病患者の家族も苦労したことに気づき、このころから講師をするときも名前を名乗って話すようになり、もう隠すのはやめようと思ったことなどを話されました。


  岩佐美智子さんの証言

 「ハンセン病と向き合う中で、今思うこと」

 ハンセン病療養所で働いておられた立場で、啓発活動に参加されている方は全国的に見ても少なく、職員の立場からハンセン病問題についての願いを聞くことができるは珍しい事だそうです。

 岩佐美智子さんは邑久光明園准看学校教育主事になったき、正しい医学的な知識に基づいた患者への接し方になっていなかったのを改めることを手始めに取り組んだことを話されました。正しい知識を持つことが正しい患者への接し方につながり、人間関係を育み、患者との距離が縮まり、親しく交流することにつながると話されました。長島愛生園の中での各部の仕事を、正しい医学的な知識に基づいたシステムに少しずつ変えていくのは、なかなか難しく困難なことであったと話されました。


♫ 休憩時間に仏教賛歌のコーラス ♫

 休憩時間には、男性ボーカルアンサンブル「ボーカル ディスコーズ」による仏教讃歌のコーラスが披露されました。

 1曲目は正信偈の最初の2句を男性四部合唱にした仏教讃歌「礼讃『無量寿』」「正信偈」より 作曲/清水脩、2曲目は同じく男性四部合唱仏教讃歌「芬陀利華(ふんだりけ)」作詞/川上清吉 作曲/山田耕筰 の美しいハーモニーに癒やされるひとときをすごすことができました。


  加藤めぐみさんの講演「ハンセン病問題とは」

            ~過ちを繰り返さないために、私たちにできること~

 大阪府済生会ハンセン病回復者支援センター・コーディネーターである加藤めぐみさんは、ハンセン病はライ菌に感染しても多くの場合発病せず、また、1940年代以降「本格的化学療法の時代」を迎え、1950年代には、静脈注射→内服薬に切り替わり、通院で治療する病期になったことを話されました。さらに重要なことは、化学療法剤を服用している患者の菌には感染力が無いことが明らかになったことで、感染予防目的の隔離が不必要になったこと、これを受けて諸外国では1950年代に新患の入所が中止され、1960年代には「らい予防法」が廃止され、「隔離の時代」は幕を閉じたが、日本は1996年にようやく「らい予防法」が廃止されたことを語られました。


  過ちを繰り返さないために私たちにできること

過ちを繰り返さないために私たちにできること

1.市町村における相談窓口の改善と拡充

  身近な場所でも感染病回復者とその家族が相談を受けられるように

2.ハンセン病回復者が安心して医療・介護サービスを受けられるようにするために

  ・・・ハンセン病後遺症への理解と適切な医療の提供を

私にとってのハンセン病問題:他人事から自分の問題へ

ハンセン病問題を通して、「優生思想」について考えてください。

優生思想=病気や障害はあってはならないものとする考え方。

どんな重い障害や病気があっても、共に暮らせる地域社会をつくるためには


  差別の現在性

3.差別の現在性を知り、差別に対して反対の意思表示を

例:①2021年『明治三十二年調』がネットオークションで販売

   ハンセン病患者の住所、名前がネットにさらされた

  ②2024年3月『ハンセン病問題に係る全国的な意識調査結果』( )内は2025年

  (1)回復者の家族との結婚

     抵抗を感じる  21.8%(19.6%)

     抵抗を感じない 48.4%(56.0%)

       (2)治療薬回復以前の隔離 否定 24.7%(12.2%)

      治療薬回復以後の隔離 否定 48.4%(56.0%)

  ③今もある救らい思想

    救らい思想とは、ハンセン病患者を救うために療養所はあったとする考え方。

    「らい病予防法」による絶対隔離絶政策が生み出した人生被害であることを

    忘れてはなりません。


 続いて、質疑応答があり、差別の現在性をさらに知り、自分の問題へと向かわせる時間となりました。


  大田中組 浄宗寺 住職 あいさつ

 閉会にあたり、共催の大田中組を代表して、浄宗寺 住職 藤井憲幸 様より、講師、並びに証言者の方への謝辞が述べられました。

“まんまんちゃんを 子どもたちへ いえいえ私にも”

真宗おおだ東

  7月6日(日)9時半~12時 西楽寺(大田町ロ556【本町】)にて、

「2025年度 大田東組仏教婦人会連盟事業 話し合い法座」が開催されました。

“まんまんちゃんを 子どもたちへ いえいえ私にも”をテーマに、サブテーマにケーキ&おしゃべりをかかげて、年齢を問わず、また男性も歓迎する形で、誰もが気軽に参加していただける法座をめざしました。お子様連れの参加には託児スタッフの付き添いを準備していました。真宗大田東組の各寺院を通じて参加を募りましたが、若い方の参加が期待したようには増えず、周知や呼びかけの方法をさらに考えていく必要も感じられました。


 進行は西楽寺 坊守 小笠原峰子 様です           

 開会式では、まず真宗宗歌の斉唱し、続いて『ちかいのうた』のおつとめしました。


 仏婦綱領 唱和

 西楽寺仏婦「めぐみ会」の斎藤節子様に唱導していただきました。

 

 仏婦連盟委員長 小谷直子 様にご挨拶

 仏婦連盟委員長 小谷直子 様に、ご挨拶をしていただきました。

お寺に、親子でお参りできる関係を持つことが、仏縁に遭う機会の伝承につながることを自らの経験を踏まえて方ってくださいました。


 大田東組 組長 岩根了達 様のご挨拶

 岩根了達先生には、大田東組 組長として地域とお寺のつながりの重要性普段から話が出来る関係ができる関係を持ち、研修会の参加の増加につなげていく手立てを具体化するようにという提言をしていただきました。


 【大田東組 組長】でもある久利町行恒の浄賢寺住職岩根了達 先生に開会式のご挨拶に続いて、ご講師として法話をしていただきました。

 アンパンマン「何のために 生まれて 何をして生きる」と題しての説法でした。

 朝の連続テレビドラマの「あんぱん」のやなせたかしは、アンパンマンの歌に「何のために生まれて、何をして生きるのか」という、生きる意味を問いかけるメッセージを込めました。自身の顔を食べさせるという行動に、見返りを求めず、自己を犠牲にしてでも他者を助ける「捨身、献身の心」こそが本当の正義であるという信念が込めています。これは、仏法の布施につながる生き方です。

 『仏説譬喩経』の中に出てくる旅人が体験する苦楽について、絵本や挿絵を用意して、分かりやすく伝えてくださいました。私たちは、世間の楽に心を奪われることなく、人生が無常であること、有限であることを繰り返し仏法に遇うことで心に留め、苦悩の解決を求めていくことの大切さを説いていただきました。


 ケーキ&トーク

 休憩をはさみ、エアコンの効いた庫裏でケーキと飲み物をいただきながら、講師先生を囲んで、近況や感想などを自由に話す時間が設けられました。自身や参加者の近況の中にある苦楽や生きがい、老いなどの状況にどう対応しているかを語ったり、聞いたりする中で、人生が有限で、かつ未来の有り様が定かではないことを改めて感じ今をどのようにすごすべきなのかを考える時間となりました。

 参加者にとっては、有意義な時間となっていたと思います。来年度の参加が増えることを願っています。