oodahigashisoのブログ

島根県大田市内浄土真宗本願寺派の3つの組(そ)【大田、石東、三瓶】42のお寺が合併して、「大田東組」が誕生しました。

大田東組「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」研修会

「大田東組 仏教婦人会連盟 研修会」共催   R4.10.1  13:00~15:30                                                                あすてらすホールにて
 2022年(令和4)年10月1日(土)に「仏教婦人連盟」と共催で「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)の研修会があすてらすのホールで開催されました。

  • 開会行事

 会場全体で伴奏に合わせ、「真宗宗歌」を斉唱しました。

 続いて「重誓偈」をおつとめしました。

 福間信隆 大田東組 組長さまより、講演会開催に至るまでの経緯や趣旨をふくめたご挨拶がありました。
講演

 講師は浄土真宗本願寺派総合研究所の上級研究員 岡崎秀麿 先生でした。
講演のテーマは「浄土真宗のみ教えとSDGs」でした。

 冒頭、NHKクローズアップ現代のキャスターとして活躍された国谷裕子さん取材による島根県海士町の取り組みを紹介されました。町をあげて地域産業の活性化と教育の魅力化に取り組み、人口減少に歯止めをかけて全国から注目を集めた海士町をSDGsの視点で紹介していただきました。
 「住み続けたい島へ」向かうために、SDGsを島の人たちと考えたのです。人も仕事も減り続ける中、まずは大胆な行政改革で職員給与が最も低い自治体となりました。
 UターンとIターンともに知恵を集め、豊かな海を生かした「ブランド化」「魅力化」を進めました。また、島の高校へ県外からの生徒を受け入れる「島留学制度」や公立塾の創設により半減していた生徒数を再び定員に戻しています。グローバルな視野を持ちながら、ローカルな地域の課題を考えられる「グローカル人材」の育成に取り組んでいます。
 「海を守るため、森を守る」「生き方を考えられる教育」「子育てに専念する自由を」などの課題を連携して取り組み、持続可能な海士町を目指しています。

浄土真宗本願寺派は
〈貧困の克服に向けて~Dãna for World Peace~〉ー子どもたちを育むためにー
と掲げて取り組んでいます。


閉会行事 

 大田東組 仏教婦人連盟 委員長の 大迫 五十鈴さまより、大田東組のSDGsに関わる活動にもふれながら講師の岡崎秀麿 先生への謝辞を述べていただきました。また、すでに行っている活動のさらなる活性化、日常の取り組みの内省と充実をめざす呼びかけがありました。