oodahigashisoのブログ

島根県大田市内浄土真宗本願寺派の3つの組(そ)【大田、石東、三瓶】42のお寺が合併して、「大田東組」が誕生しました。

「お香について」

あみ2022年度 大田東組寺族婦人研修会 第2回研修会 6月18日(土) 池田町 浄善寺にて
講師 浄善寺住職 西原 由規 師

 紀元前頃から始まったとされるお香の歴史。仏教伝来と共にお香の文化が天来した日本。最も古いとされているのは『日本書紀』に記載されている西暦595年に淡路島に漂着した沈水香木が献上されたものであることも教えていただきました。
 本願寺派における常香、焼香、塗香の違いについても解説がありました。本山では常香盤で抹香を蛇行させながら焚き、香気を絶やさないことにならい、真宗では線香を立てないのだということも教えていただきました。
 浄善寺では、御尊前に写真にあるように蛇行するようにな形で抹香が焚かれ、お香の香りが絶えず漂うように、阿弥陀さまを香りを持って感じることができるよう、お給仕されているということでした。
 次に、実際にお香を焚いて、5種類のお香の香りの違いを比べてみる体験もさせていただきました。沈香の中でも最上級の『伽羅』の価格にも驚きました。

お寺のオリジナル紙袋の作り方

2022年度 大田東組寺族婦人研修会 第1回研修会
           6月18日(土) 富山町 専念寺にて
・講師 専念寺住職 菅原 敦樹 師


 令和4年度の寺族婦人会の研修は『お寺のオリジナル紙袋の作り方』でした。講師は会所の富山町 専念寺のご住職 菅原 敦樹さまでした。

 講師先生の丁寧な指導のもと、紙袋を作りに挑戦しました。また、少年連盟のキャラクターであり、サンスクリット語の男の子という意味の「プトラ」が持った看板に各寺院名をあしらった用紙もいただきました。お茶菓子もプトラが印刷されたオリジナルの紙袋に入れていただきました。

大田東組「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」研修会

「大田東組 仏教婦人会連盟 研修会」共催   R4.10.1  13:00~15:30                                                                あすてらすホールにて
 2022年(令和4)年10月1日(土)に「仏教婦人連盟」と共催で「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)の研修会があすてらすのホールで開催されました。

  • 開会行事

 会場全体で伴奏に合わせ、「真宗宗歌」を斉唱しました。

 続いて「重誓偈」をおつとめしました。

 福間信隆 大田東組 組長さまより、講演会開催に至るまでの経緯や趣旨をふくめたご挨拶がありました。
講演

 講師は浄土真宗本願寺派総合研究所の上級研究員 岡崎秀麿 先生でした。
講演のテーマは「浄土真宗のみ教えとSDGs」でした。

 冒頭、NHKクローズアップ現代のキャスターとして活躍された国谷裕子さん取材による島根県海士町の取り組みを紹介されました。町をあげて地域産業の活性化と教育の魅力化に取り組み、人口減少に歯止めをかけて全国から注目を集めた海士町をSDGsの視点で紹介していただきました。
 「住み続けたい島へ」向かうために、SDGsを島の人たちと考えたのです。人も仕事も減り続ける中、まずは大胆な行政改革で職員給与が最も低い自治体となりました。
 UターンとIターンともに知恵を集め、豊かな海を生かした「ブランド化」「魅力化」を進めました。また、島の高校へ県外からの生徒を受け入れる「島留学制度」や公立塾の創設により半減していた生徒数を再び定員に戻しています。グローバルな視野を持ちながら、ローカルな地域の課題を考えられる「グローカル人材」の育成に取り組んでいます。
 「海を守るため、森を守る」「生き方を考えられる教育」「子育てに専念する自由を」などの課題を連携して取り組み、持続可能な海士町を目指しています。

浄土真宗本願寺派は
〈貧困の克服に向けて~Dãna for World Peace~〉ー子どもたちを育むためにー
と掲げて取り組んでいます。


閉会行事 

 大田東組 仏教婦人連盟 委員長の 大迫 五十鈴さまより、大田東組のSDGsに関わる活動にもふれながら講師の岡崎秀麿 先生への謝辞を述べていただきました。また、すでに行っている活動のさらなる活性化、日常の取り組みの内省と充実をめざす呼びかけがありました。

大田東組 仏教婦人会連盟 研修会 の ご報告

 掲載が大変遅くなりましたが、2021(令和3)年10月9日(土)13:30からあすてらすホールで開催されました研修会の報告を掲載します。
 当日は、コロナウイルス感染拡大防止のため、隣接する座席を開けでの開催となりましたが、120名の参加がありました。

 

 大田東組 仏教婦人会連盟 委員長の大迫五十鈴さん、大田東組 組長 福間信隆さんのご挨拶に続いて、講師としてお迎えした浄蓮寺酒見佐伎子 先生にお話と仏教賛歌のピアノによる弾き語りで研修会が行われました。講題「仏教賛歌に生かされて」で、ピアノを専攻され、中学校の音楽教師でもあられた先生の仏教賛歌との出会いや味わいについてお話を聞くことができました。参加者の中には酒見先生に音楽を習った方々や現在合唱団と一員として仏教歌の指導を受けておられる方々もあり、その歌声や演奏、仏教賛歌に込められた願いなどを熱心に聞き入りました。お経のこころを音楽と詩にのせた仏教賛歌は分かりやすく、親しみやすいだけでなく、聞いたり、声に出して歌うことで、その味わいが深まっていくことを体感できる研修会となりました。講演を聴いて、音楽礼拝の機会がもっと増えると良いなと感じた参加者の方もたくさんおられたことと感じました。

令和3年度 大田東組 寺族婦人会 第2回研修会 9/11(土)

 9月11日に、川合町善性寺にて大田東組寺婦人会の第2回研修会が開催されました。

研修 講題『聖徳太子の御命日』  講師 善性寺 住職 菅 秀範 師

 日本に仏教が伝わった後に「十七条憲法」を国家(行政官)から国民に対する約束として示し、「二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝とは仏・法・僧なり。・・・・・・」にあるように、仏教を広めた聖徳太子を親鸞はどうとえていたのかを史料を示してお伝えくださいました。浄土への案内人としての聖徳太子と親鸞がいだいていた聖徳太子像について研修を深めました。
協議
(1)山陰教区若寺族研修会
    令和3年度 石東ブロック 大田東組担当(常任委員会で日程等決定)
(2)12月のボランティア活動
    12月第2土曜日 眺峰園のお磨きの予定
(3)11月の子ども寺子屋事業への参加
    11月28日 子ども報恩講 13時30分~