oodahigashisoのブログ

島根県大田市内浄土真宗本願寺派の3つの組(そ)【大田、石東、三瓶】42のお寺が合併して、「大田東組」が誕生しました。

山陰教区 大田東組 2021 リモート講演 開催 R3.6.6

 浄土真宗大田東組研修会の主催、大田東組仏教女性会、仏教壮年会、総代会の共催で、6月6日(日)、大田町のあすてらすホールにてリモート研修会が開催されました。
 講師は龍谷大学非常勤講師 近藤 俊太郎 先生で、京都からオンラインで配信していただきました。参加者はあすてらすホールのスクリーンとスピーカーからの音声でリモート講演を視聴し、公演後はリモートで質疑応答が行われました。コロナ禍で多くの行事が中止される中、貴重な研修の機会となりました。
 講演のテーマは
 「親鸞聖人の教えはどう伝えられ、どう理解されたのか」
       ーその歴史が問いかけることー
でした。
 親鸞聖人の生涯、弟子の唯円から見た親鸞像、近代歴史学の手法から見た親鸞、解放運動の中の親鸞聖人、戦時下の本願寺教団など、それぞれの時代における親鸞聖人のとらえられ方を根拠を示しながら、分かりやすくご講演していただきました。その上で現代を生きる私達が親鸞聖人の教えをどうとらえ、どう理解していくべきなのか、そのあるべき姿勢をご教示していただきました。
 京都との距離を感じさせない明瞭な映像と音声で、質疑応答にも率直にお答えいただき、大変貴重な講演会となりました。リモート講演会の実現に向けてご尽力くださった全ての皆様に感謝申し上げます。